ダイカスト事業
DIE CASTING BUSINESS
ダイカストとは金型鋳造法の一つで、金型に溶融した金属(溶湯)を圧入し、冷やして固める鋳造方式。
特徴として他の鋳造法に比較して大量生産に向き、大量生産した場合は安価になる、寸法精度がよくなる、製品表面の粒子が細かく少ない手間で表面を美しくできる利点があります。
自動車関連部品、通信機器、建築材料、産業機械、日用品、雑貨に至るまで幅広い用途があります。
ダイカスト用合金にはアルミニウム合金、亜鉛合金等あり、JISに規定されています。
材料に要求される事項は鋳造性の良し悪しを見極め、凝固収縮が小さいこと、金型への焼付きがないこと、耐圧性に優れていること、鋳割れや引け巣などを起こしにくいこと、湯流れ性がよくキャビティ重鎮性が優れていること等が挙げられます。
弊社ではアルミニウムダイカスト、亜鉛ダイカスト製品を取り扱っており、材料選定から出荷まで一連の作業を承っております。
ダイカスト鋳物の特徴
- 寸法精度が非常に高い
- 薄肉軽量化に対応
- 金物使用により短時間で多量の生産が可能
- 鋳肌(鋳造表面)が滑らかで表面処理が容易
- 設計者の過酷な要求に答えられる自由度
- 加工費が安く経済性が高い